光ファイバセンサの基本原理

光ファイバセンサは光電センサの光源に光ファイバを接続することで狭い位置でも自由に設置でき、検出を実現できます。

原則と主な種類

図に示すように、光ファイバは中心のコアと屈折率の異なる金属クラッド層で構成されています。光がファイバのコアに入射すると、金属クラッド層との境界面で全反射が起こり、ファイバに入射します。光ファイバ内部では、端面からの光が約60度の角度で拡散し、検出対象物に照射されます。

光纤造

プラスチックタイプ

コアはアクリル樹脂で、直径0.1~1mmの単芯または複数芯で構成され、ポリエチレンなどの材料で包まれています。軽量、低コスト、曲げにくいなどの特性から、光ファイバーセンサーの主流となっています。

ガラスの種類

10~100μmのガラス繊維で構成され、ステンレス鋼管で覆われています。耐熱性(350℃)などの特性を備えています。

検出モード

光ファイバセンサは、大きく分けて透過型と反射型の2つの検出方式に分けられます。透過型は送信部と受信部で構成されています。反射型は、外観上は1本の根元のように見えますが、端面から見ると右図のように平行型、同軸型、分離型に分かれます。

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特性

設置位置は無制限、自由度が高い
柔軟な光ファイバーを使用することで、機械の隙間や狭いスペースにも簡単に設置できます。
小型物体検出
センサーヘッドの先端が非常に小さいため、小さな物体も簡単に検出できます。
優れた耐環境性
光ファイバーケーブルは電流を流すことができないため、電気干渉の影響を受けません。
耐熱ファイバー素子を使用しているため、高温の場所でも検出可能です。

LANBAO光ファイバーセンサー

モデル 供給電圧 出力 応答時間 保護等級 ハウジング材質
FD1-NPR 10~30VDC NPN+PNP NO/NC 1ミリ秒未満 IP54 PC+ABS
             
FD2-NB11R 12~24VDC NPN いいえ/NC <200μs(FINE)<300μs(TURBO)<550μs(SUPER) IP54 PC+ABS
FD2-PB11R 12~24VDC PNP いいえ/NC IP54 PC+ABS
             
FD3-NB11R 12~24VDC NPN いいえ/NC 50μs(高速)/250μs(ファイン)/1ms(スーパー)/16ms(メガ) \ PC
FD3-PB11R 12~24VDC PNP いいえ/NC \ PC

投稿日時: 2023年2月1日